しなもん日記

はてなのマスコット犬、しなもんの日記。飼い主のれいこんが執筆しています。

老境ですが

 

きのうは思いがけず、たくさんのはてなスターやブックマークをいただいて、おどろくと共に、嬉しかったです。

ああ、しなもんのこと、みんな覚えていてくれた、もしくは思い出してくれたんだなあ。もっとブログで様子を報告しなくちゃ、と思いました。

昨日も書きましたが、15歳のしなもんは、ずいぶんと年をとりました。

もうテニスボールを追うこともなく、ほとんどの時間をゆっくりと寝て過ごしています。

でも、波はあるものの食欲もあって、アイコンタクトもしっかり取ってくれます。

写真は、病院の行き帰りで通る御所(京都御苑)の森でくつろぐしなもんです。

御所のすがすがしい空気のなか、気持ち良さそうです。

通りかかる人からも「かわいいね」と言ってもらえて、なかなか見た目は若いようです。

これから良い季節になりますし、できるだけ外にも連れて行ってあげたいです。

春の気配を感じて

少しずつ日中の寒さがやわらいできた京都です。

しなもんもそれを察知してか、なんとなく散歩のときの歩みが軽やかになってきた気がします。

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今日はカメラ目線もばっちりで、目と目があうとうれしそうに笑ってくれました。

なんとなく「春だね」と言ってくれているようです。

いつも歩くコースのとちゅうにある家の前で、大型のカメラ機材を自転車に積んでいるおばさんがいました。

しなもんのことをいつも気にかけてくれるおばさんです。

カメラのことを聞いたら、野鳥の撮影にいく、とのことでした。いろいろな野鳥ガイドや広報誌に写真やコラムをのせているプロなんだそうです。

小学校の教師を40代でやめてこの道を選んだということで、「ちょっと後悔しています」と笑いながらぼやいていました。でも楽しそうでした。

生き物が好きな人なんですね。しなもんと共に「お気をつけて」と見送りました。

あたたかくなったら、また水辺のほうにも散策に行きたいです。

ゆっくり、まっすぐ、歩いてる

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あいかわらずのスローペースだけど、しなもんは今日もげんき、げんき。

いつもの路地を、朝も晩も、ゆっくり、まっすぐ、歩いています。

飼い主のれいこんは、ときにしなもんの前を歩いたり、また、たまに後ろを歩いたりして、ぶらぶらと寄り添っています。

お互い、コースは熟知しているので、あまり干渉せずに好き勝手、歩いています。

よく通りすがりのおばあちゃん(必ずおばあちゃん)から「よしよし、がんばってるなあ」と声をかけられます。

どうやらスローペースなのが共感を呼んでいるようです。

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お散歩のあとは、ゆっくり日だまりで休憩。

このくつろいだ様子を見るのが好きです。

雨あがり

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昨夜からざあざあと降り続いていた雨も朝にはやみました。

しなもんは雨が苦手です。

カッパを着せて外に出しても、数十メートル歩いただけで引き返してしまいます。

今朝はようやくふつうに出かけることができました。

でも最初はぬれたアスファルトを見て「ちょっといやだなあ」という表情でした。

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それでも慣れたコースを歩き始めたら、いつものペースに戻ったようです。

ごきげんに、あっちをクンクン、こっちをクンクン。

冬の住宅街では、あちこちの家の軒先にぶらさがる南天の実がきれいでした。

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飼い主も気をよくしてジョギングしました。

家に戻ってドアを開け放ったら「おかえり〜」と出てきてくれて、さっそく芝生をクンクンするしなもんです。

立春が過ぎて、少し寒さもやわらいできました。

ほんとの春も、もうすぐですね。

ヌクヌク犬

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このところ、とても寒い日が続きますね。

今日もどんより冬の空から雪が舞っていた京都です。

暖房器具をフル稼働させて、ようやく室温が20度をうわまわって、ほっとひといき。

気付けば、いちばんあったかいところを陣取っているヌクヌク犬です。

よく考えれば、全身を毛皮でおおわれているし、我が家でいちばんあったかい思いをしているのが、しなもんかも。

そのむかし、飼い主が自転車レースのイベントの仕事をしていたときは、凍えた選手たちがしなもんを抱っこして暖をとっていました。おかげで、選手からは「暖毛布(だんもうふ)」とよばれてたっけ。

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暖毛布時代が懐かしくて、毛皮をもふもふしたら、逃げられてしまいました。

「やれやれ、これだから気まぐれな飼い主さまは困るよ」とでも言いたげに、自分のベッドヘ戻っていきました。