ゆっくりと、ゆったりと散歩するにはピッタリの京都の路地。
明け方、人けのない路地をしなもんのペースで歩いていると、時間の感覚がなくなって、心の文字数もどんどん減って、しなもんと同化していくような気分になります。
そんなときにiPhoneを手にしていると容易に現実に引き戻されてしまうので良くないのですが、写真担当なので仕方がありません(笑)。
占いをしてくれるゲストハウス、若きゲンロンの民が集うシェアハウス、6席にもみたないお好み焼き屋、お地蔵さん、掲示板…。
奇抜な色合いの建物と、昔ながらの古い民家や下宿屋が混在する狭い通り。
犬は色盲といわれています。しなもんにとってはモノクロームの世界ですが、きっと味わいのある風情を彼も感じているはず。おぼつかない足で、でもごきげんに歩いています。
京都らしさが漂う路地を今日もゆっくりと進んでいくしなもんです。