15才。人間でいうと90〜100才だそうです。
もちろん体は弱っていて、腎臓が悪くなっています。
でも、やっぱり外に出るのは好き。
自転車に乗って、病院に通う時間がお気に入りのようです。
まぶしい?でも気持良さそうだね。
今日も、いっしょに春の京都を走ろうね。
少しずつ日中の寒さがやわらいできた京都です。
しなもんもそれを察知してか、なんとなく散歩のときの歩みが軽やかになってきた気がします。
今日はカメラ目線もばっちりで、目と目があうとうれしそうに笑ってくれました。
なんとなく「春だね」と言ってくれているようです。
いつも歩くコースのとちゅうにある家の前で、大型のカメラ機材を自転車に積んでいるおばさんがいました。
しなもんのことをいつも気にかけてくれるおばさんです。
カメラのことを聞いたら、野鳥の撮影にいく、とのことでした。いろいろな野鳥ガイドや広報誌に写真やコラムをのせているプロなんだそうです。
小学校の教師を40代でやめてこの道を選んだということで、「ちょっと後悔しています」と笑いながらぼやいていました。でも楽しそうでした。
生き物が好きな人なんですね。しなもんと共に「お気をつけて」と見送りました。
あたたかくなったら、また水辺のほうにも散策に行きたいです。
昨夜からざあざあと降り続いていた雨も朝にはやみました。
しなもんは雨が苦手です。
カッパを着せて外に出しても、数十メートル歩いただけで引き返してしまいます。
今朝はようやくふつうに出かけることができました。
でも最初はぬれたアスファルトを見て「ちょっといやだなあ」という表情でした。
それでも慣れたコースを歩き始めたら、いつものペースに戻ったようです。
ごきげんに、あっちをクンクン、こっちをクンクン。
冬の住宅街では、あちこちの家の軒先にぶらさがる南天の実がきれいでした。
飼い主も気をよくしてジョギングしました。
家に戻ってドアを開け放ったら「おかえり〜」と出てきてくれて、さっそく芝生をクンクンするしなもんです。
立春が過ぎて、少し寒さもやわらいできました。
ほんとの春も、もうすぐですね。
このところ、とても寒い日が続きますね。
今日もどんより冬の空から雪が舞っていた京都です。
暖房器具をフル稼働させて、ようやく室温が20度をうわまわって、ほっとひといき。
気付けば、いちばんあったかいところを陣取っているヌクヌク犬です。
よく考えれば、全身を毛皮でおおわれているし、我が家でいちばんあったかい思いをしているのが、しなもんかも。
そのむかし、飼い主が自転車レースのイベントの仕事をしていたときは、凍えた選手たちがしなもんを抱っこして暖をとっていました。おかげで、選手からは「暖毛布(だんもうふ)」とよばれてたっけ。
暖毛布時代が懐かしくて、毛皮をもふもふしたら、逃げられてしまいました。
「やれやれ、これだから気まぐれな飼い主さまは困るよ」とでも言いたげに、自分のベッドヘ戻っていきました。
朝晩の散歩が日課のしなもん。
「飼い主も運動不足解消になっていいねー」なんて言われますけど、とにかく歩みが遅いしなもんですから、ぜんぜんこちらの運動にはなりません。
そんなわけで、飼い主のほうはiPhoneをおトモにメールチェックしたり、音楽を聴いたり、考え事をしたり...歩く時間を有効活用しています。
今朝は、一日の予定を考えていて、散歩が終わるまでにまとまらなかったので、急きょコースを延長することにしました。
「あれ、こっちに曲がらないとおうちじゃないですよ」(犬)
「ちょっと考え事がまとまらないから遠回りしよう」(れ)
「わーいわーい」(犬)
上の写真は、いつもの角を曲がらなかったときのしなもんの表情です。あきらかに嬉しそうです。
ほんとに、アイコンタクトで上記のようなやりとりをした後なので、わかりやすいったらありゃしない。
足腰が弱っても、やっぱり歩くのが好きなんだねー。
いつまでも、元気にたくさん歩こうね。